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 2005年08月 

玫瑰? 浜茄子? 

茶葉の名前付け。新しい茶葉が届いた際に苦労することのひとつです。
一体、何が大変なのか?
扱っているお茶が中国のものですから大変なんです。
恐らく日本語での正しい読み方などないんです。
"正しい"ではなく"一般的"なのだと思います。
ですので、店舗にいらっしゃったお客さまの中には中国茶に詳しい方もいて、当店で名付けているお茶の名前を一般的なものに正してくれたりすることもまれにあります。
ほとんどの場合、新着茶葉はIT担当の私が名付けるのですが、扱っているお茶のほとんどを日本語読みにしています。普通話(北京語)ですと言いにくかったりしますので、日本でも特に知られた茶葉(西湖龍井【せいころんじん】など)以外はほぼ音読みです。
例えば、『祁門紅茶(きーもんこうちゃ)』『碧螺春(へきらしゅん)』『正山小種(せいざんしょうしゅ)』などなど。あっ、タイトルにもありました『玫瑰茶』も当店では、メイグイ茶(中国語)やバラ茶(日本)ではなくハマナス茶として販売しております。
以前も紹介しましたが、祁門紅茶の読み方にはいくつもの読み方がありまして『キームン、キーマン、チーモン、チーマン』などと呼ばれることもあります。また、碧螺春は『ピーロチュン、ピロチュン』と中国語で呼ばれることもありますし、正山小種にいたっては『ラプサンスーチョン』と福建語で呼ばれることもあります。
メイグイプーアル
画像は『玫瑰プーアル茶』と名付けてお客さまにお出ししているプーアルとハマナス茶のブレンドティーです。うちの北京っ子には『どうしてこれだけ玫瑰(めいぐい)なんですか?』などと詰め寄られましたが、『ハマナスプーアルではちょっと………』などとお茶を濁しました。
じゃあ、なぜはじめから『玫瑰茶(めいぐいちゃ)』にしなかったのか?
確たる理由はありませんが、ハマナスはハマナスだからです。。。バラ科ではありますが、厳密に言えば薔薇ではありませんし、自らが作った音読みルールで首を絞めてしまったというところも少なからず………。